ソラの気ままな日記帳

年子との日常と私の想いのままを書く日記です。

出産の思い出②


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こんばんは。

赤ちゃんってどんな動物でも可愛いですよね。

うちの2人の子供も赤ちゃん大好き

人形でもテレビでも

赤ちゃんが見えたらほっぺをくっつけて

大好きを表現しています。

君達もまだ半分赤ちゃんみたいなものなのに…

大きくなったね…っ!←親バカ

優しい心を持っているのは凄いなぁ、と単純に思います。

 

さて、それでは引き続き出産の思い出です。

私の大切な家族② - ソラの気ままな日記帳

上記の日記にも軽く書いてあります。

 

妹ちゃんの場合

妊娠初期から中期までずっと切迫だったので、まだまだお腹でゆっくりしていてね!と夫婦でよく話しかけていました。

無事正産期に入ってくれたので家族3人だけの思い出作りなどしていました。

12月14日午後3時頃に破水。

本を読みながらいつも通り、のんびりと息子と遊んでいましたが急に何かがツボに入り

2人で爆笑している瞬間…破水。

破水って、お腹の中がパンッ!って弾けた音がするからわかる!というネット情報や、友人のなんか止まらない水が出てくる、という情報を聞いていたのですが

理解が

追いつきませんでした。

何かの時のために、日頃から生理用ナプキンはしていたのですが

間に合わないぐらい大洪水。

あれっ?音しなかったよね?

まだ37週なんですが…

ってかこれやばいんじゃ…!

これまた何かあった時のためにと用意していたバスタオルを数枚取って自分が座っていた所を拭きつつ、残りのバスタオルと共に産褥パッド持ってトイレへ。

不思議そうに息子着いてくる。

産褥パッドに交換する間もずっと止まらない…

ここで産まれないよね⁉︎と私の心は修羅場。

その時何を思ったのか息子が

産褥パッド引っ張りだして

攻防戦へ。

おもちゃじゃないおもちゃじゃない!

うん…良い笑顔と笑い声だね…!

このお陰で結構冷静になり、息子に感謝(笑)

無事装着してから掃除と着替えしつつ

陣痛タクシー

産院

の順番で電話をしました。

夫もいないので、タクシーが捕まらなかったら1番まずいと思い最初に電話を。

運良くすぐ捕まったので産院へ連絡。

すぐ来て下さいとの指示を受け、その旨を夫に連絡。

夫の職場はすぐ近くなのですが

「急いで帰るけど俺より先にタクシー着いたら先に行ってて!」

と言われました。

うんうん、普通の事だよね…

さてここはエレベーター無しの4階…

行けるか?私⁉︎

行くしかないので抱っこ紐装着してから荷物を玄関にまとめつつ、タクシーから連絡待ち。

そして夫より先にタクシー到着。

「着きました!ゆっくりでいいので気を付けて来て下さいね!」

めっちゃ良い人。

運転手さんからすれば、普通の心遣いなのかもしれないですが緊急時にかけていただいた言葉って忘れられません。

さあ、腹をくくれ私!

と気合を入れたにも関わらず

すごい足音と共に夫、帰宅。

息切れしてるし…本当いつもありがとうね…。

しんみりしている場合ではないので抱っこ紐を押し付けてそのまま急いでタクシーへ。←ひどい

息子は夫の膝の上でタクシーを満喫、引き継ぎやらなんやらの電話で大忙しの夫。

小声でコソッと運転手さんに

「電話でもお伝えしましたが破水しているので汚してしまったらごめんなさい。」

と伝えると

夫が電話をしているからかチラッと私を見て、少し微笑みながら手でOKサイン。

やっぱり凄く良い人!

ありがとうございますと言いつつ、心の中で、いろいろな意味で感謝でした。

産前産後もタクシーの方々は優しい人ばかりで励まされました。

皆様、本当にお世話になりました。

12月14日午後4時頃そのまま入院。

到着してすぐ検査をして完全破水だという事がわかりすぐ入院。

私、準備は万端だと思っていたのですが

母子手帳忘れました…。

この産院では、エコーサウンダーという心音を聞く機械を貸し出してくださるんですが記録を母子手帳に書くんですよ。

入院時に返却するお約束。

それをセットで忘れるという大失態!

夫と息子、至急帰宅。

本当ごめん…。

この機械を使う時にゼリーを塗るんですが夫もそれを忘れたのでお互い様って事で!←えっ

見送って私はそのままLDRへ移動。

陣痛の気配がまるで無いのでちょっと不安に。

テレビを見ながらのんびり家族を待っていたら

前回息子の時に1番最初に対応していただいた助産師さんが登場。

なんだか運命を感じて感動している私に一言。

「ソラさん久しぶり!また私が最初だからって嫌がらないでね〜!」

と笑いながら言われました(笑)

前回お産長かったもんね…。

嫌がるなんてとんでもない!とても嬉しい!と伝えました(笑)

「前回大変だったけど今回は早いと思うから、頑張ろうね!」

と励ましていただき元気が出ました。

前回の事もあり、今回は完全破水なので錠剤の促進剤を飲む事に。

1日6回が上限なので

「今から飲んじゃおう!」

と言われ飲み始めました。

これでダメなら朝一からまた飲み直しに。

完全破水なので動き回る事が出来ず、なんだかモヤモヤ

息子の時は呻きながら歩き回っていた私(笑)

自分で陣痛を促せないのがもどかしい。

そんな感じの事をぽろっと漏らした私に一言。

「薬の力って、凄いよ?」

優しく微笑みながら力強く話してくれました。

「これから夜勤と交代になるけれど

きっと今日中に産まれるんじゃないかな?」

と茶目っ気たっぷりに言われて、心が少し軽くなりました。

のちにこれは予言だったのだと思いました。

恐るべし助産師さんの経験上の勘。

たわいない話をしている間に、家族到着。

「また自分がいない時に促進剤って…。」

と夫は嘆いておりましたが…

ここでエコーサウンダーのゼリーも忘れた事に気付き更に落ち込んでいました(笑)

もうすぐ子供のご飯と言う事もあり、またまたとんぼ返りな家族達。

「陣痛がまだだから、家でいつも通り過ごしてまた明日ね?」

「息子くん、お母さん帰れないからお父さんとねんねしてね?」

と話しかけましたが、息子はボーッとしながら聞いてまして大丈夫かな?と思ったらバイバイしてくれたので大丈夫だろうと思いました。

産前産後も、もの凄く聞き分けが良かったのでだいぶ我慢してくれたのだと思います。

「お母さんだけじゃ赤ちゃん育てられないから一緒に育ててくれるかな?」

「うん!」

という会話を普段からよく話していたので、

お兄ちゃんになる努力をしていてくれたのだと思っています。

12月14日午後9時頃陣痛開始。

余裕があったので息子のママ友さん達と明日になるかも〜と連絡取りながら

家の事は大丈夫かな?ちゃんと寝たかな?と、そわそわしていたら夫から連絡。

「もう寝たから大丈夫!おやすみ!」

この一文で私も気が抜けて眠たくなりました。

錠剤も飲み終えましたが微弱な陣痛だけ。

普段子供と一緒に眠っている時間だからか急に眠たくなり助産師さんに寝る事を伝える事に。

「この感じだったらまた明日、薬ですかね?」

と聞いてみたら

「私は今日中だと思ってますよ。」

と微笑まれまして。

このままだと明日また薬ですけどね、

と言われましたが…

はい、これ予言ですね。

助産師さんって凄い。

皆さん本当尊敬します。

おやすみなさいと言われいざ寝てみると、微弱だけど陣痛はあるので浅い眠りという感じに。

まぁこれくらいなら眠れるかと思いうとうと。

寝始めて30分くらい経った頃、なんか違和感。

うーん…痛い。

波形はとっているから、何かあれば助産師さん気付くよな〜と思っていたのですが来ないから大丈夫かな、なんて思ったり。

…やっぱり痛い。

何かが起きている事はわかったのでとりあえずナースコール。

「どうしました?」

「痛くなってきたみたいで…。」

「すぐ行きますね!」

と本当にすぐ来てくれました。

「波形は全然出てないんですよ〜。」

「でもソラさん見てると陣痛きてますね。」

モニターは緩やかな線。

対して私はいきみ逃し中。

このギャップに2人で笑いました(笑)

ちょっと調べますと言って開き具合調べたら、5センチ開いてました。

ここからは助産師の経験上の勘なのでしょう。

先生に電話をしてから

出産準備始めました。

えっ?もう?早くない?

この時の私の正直な気持ちです(笑)

波形は変わらずだったのでびっくりしました。

波形はずっと横向きでとっていたので仰向けでとり直し。

波形バッチリ出ました(笑)

「私が太りすぎなんでしょうかね…(笑)」

「いやいやソラさんくらいなら問題ないよ(笑)位置が悪かったみたい。」

私の様子を見ただけでわかるものなんだなぁと感動でした。

12月14日午後11時過ぎ子宮口全開。

先生もすぐ駆けつけて

「一気に進みますよ!」

と言われたのでかなり気持ちはバタバタ。

ですが今回はいきみ逃し頑張れました!

これからもっと痛くなる、妹ちゃん頑張れ!と思っていたら声が我慢できなくなった瞬間全開だった気がします。

そしてまたも痛さで忘れられていた夫。

全開直前に連絡。

落ち着かなくて寝ていなかったみたいですぐに返信が。

「タクシー捕まえようか⁉︎」

全開してしまって返事どころではなかったので30分くらい放置。←ひどい

助産師さんに旦那さん来るって?と聞かれて、思い出しました(笑)

「もうすぐ産まれるから来れたらきて。」

「すぐ行く!」

毎度毎度申し訳ない。

この後の返信は見る余裕なし。

息子も寝てるし、来れなくても仕方ないかって感じでした。

12月15日午前0時29分出産。

数回いきんだ後先生から

「回旋異常なのでちょっと直しますね。」

と伝えられまして。

年子なのでもっと早く産まれていいはずと判断してた先生はそう宣言してから直しました。

その最中にしたやり取り。

「力入れない方がいいんですか?」

「今はちょっと我慢ね〜。」

「直ったので大丈夫!もうすぐ産まれるよ!」

このあと2回くらいいきんで出産。

産院の皆さん凄すぎませんか?

そしてやっぱり出てくる時が1番痛い。

妹ちゃんは色も普通で臍の緒も首に巻きついていなくてかなり安心して見れました。

この段階で夫、間に合わず。

「産まれたよ〜。」

「間に合わなかったー!」

「でも頑張ったね、おめでとう!」

このやり取りの5分後くらいに夫到着。

息子迷惑そう。(寝てたのにごめんね。)

というか私に怯えてる?

妹ちゃんがお腹にいないとか、血の匂いとか…わかっていたのかも?

お兄ちゃんになったんだよー!

とは伝えましたが妹ちゃんが来た時はチラッと見ただけ。

産後すぐに会えただけでも良かった夜中なのにありがとうと思いましたが…

お兄ちゃん力を発揮するのは

帰ってからが本番でした!

いやもう…お兄ちゃん凄すぎ…

これはまた別な時にでもお話しできたら。

 

余談ですが、産んですぐ思った事は

こんな綺麗な存在が私から産まれたのか…!

です(笑)

助産師さんに触っても大丈夫と言われても

「触っていいですか?」

と聞いた私。

2回とも聞きました(笑)

自分で言うのもなんですが、やっぱり神秘すぎなんですよね。

触れたら壊れちゃいそうで、でも触れたら最後離したくなくなる気持ちにさせられましたね。

 

書いているとつい昨日の事のように感じます。

痛さはもう全く覚えていないので人体は凄い。

 

読んでいただいてありがとうございました。

明日も良い1日になりますように。